7月になった。また暑い夏になりそうだ。
開花したての蓮の花が見たいと思い、近そうな名所を探し早起きして、川越の伊佐沼へ行った。
バスを降りると畑の向こうに富士山が見えた。え~、川越って富士山が見えるんだ!
てくてく10分ほど歩いて伊佐沼に着いたが、蓮はどこ?
しばらく湖畔を歩いてみたが、蓮の花はおろか葉さえも見えない。
なにか作業中らしき人に尋ねてみた。
「これを見てもらえばわかります」と指さされたのは、「ミシシッピアカミミガメ捕獲調査中」の掲示。
違法投棄された亀が増殖して、蓮を食い荒らしてしまったようなのだ。蓮は全滅状態だった。先ほどの作業していた人は「もう果てしのない作業で泣きたくなっちゃうよ」と嘆きつつ、「少し先に小学生が植えた蓮が咲いてたよ」と教えてくれた。
バズーカ砲のようなカメラを構える人もそこここに。蓮ではないな、カワセミかな?
朝の光から昼の光になってきて、近くの農協の売店も開いたのでとれたて野菜を買って、早々に帰宅した。
なんてこったな一日だった。