たまには読書でも…(7)

最近、本を読もうと思ってもすぐ眠くなってしまって…

Amazonのaudibleというのに手を出してみた。2月の初めのことだ。(その頃2か月無料キャンペーンというのをやっていたので…)

聞くのなら通勤時でも、散歩の最中でも物語を楽しめる。

 

最初に聞いたのは

伊集院静 「ミチクサ先生」上下

夏目漱石の話だ。正岡子規との関係など生き生きと描かれていて面白かった。

 

その次に、漱石の前期三部作「三四郎」「それから」「」を聞いた。

文字では絶対に読破することはできなかっただろう。朗読してくれるってありがたいものだと思った。

最初は有線のイヤホンで聞いていたが、接触の加減かしょっちゅう途切れたり、Googleアシスタントが立ち上がったりして具合が悪かったので、途中でBluetoothのイヤホンに変えたところ、まぁ、快適!コードがないだけでこんなに自由になれるのだ。

 

そこで今度は現代の作品に挑戦しようと思って、村上春樹の「ノルウェイの森」上下を選んだ。村上春樹って読んだことがなかったが、毎年ノーベル賞候補として話題になるくらいだから素晴らしいのだろう… と思って読み始めたが、まったく期待外れだった。

セックスと、身近な人の理由のわからない自死ばかり。性と死を通して生を探るということなのかしら… いやいやびっくり、どうしてこれがノーベル賞候補?という感じ

 

ちょうどその頃、2か月の無料期間が切れるので、もともとaudibleは高いし、もうやめようと思い、解約手続きに進むと「本当にやめるの?3か月半額でいいよ」と言ってきた。そう?じゃぁ、あと3か月続けてみるかと、本屋大賞をとったと話題になっていた 宮島未奈成瀬は天下を取りにいく」を聞く。

滋賀のローカルな話題は興味深かったが、まぁ、全体的に漫画ののりといった感じ。(すみませんね、おばさんなので)

 

気を取り直して、もう一度だけ村上春樹を読んでみようと思い、今度は「海辺のカフカ」を選んだ。朗読(木村 佳乃)が上手なせいか、ノルウェイの森よりはストーリーが面白く頭に入ってくる。

↑ 現在地はここ。さぁ、3か月後どうしようかな~