諏訪大社上社・御柱の地をめぐる 2025/06/08

思い立って、諏訪へ行くことにした。

8時ちょうどのあずさ5号で♪  

その前に停車しているのは臨時列車の「あやめ祭り」号、こちらも惹かれますねぇ

 

2時間ほどでスタートの茅野駅に着いた。改札を出るとこんな掲示があった。

この写真は、今回の旅の最初の目的地「木落とし公園」から撮ったものではないか、と後から思った。私も撮ったもの、普通列車だけど…

あれ?ビルが違うかな??

 

さて、その「木落とし公園」だ。

御柱(おんばしら)

七年(数え年)に一度天下の大祭、諏訪大社御柱祭、四月に行われる「山出し」最大の見せ場であり又、難所でもある「木落しの地」です。 坂の長さ約三十六M、最大斜度は二十七度とまさに断崖です。めどでこに大勢の若者を乗せて木遣り一声一気に急坂をおりると沸き起こる拍手と歓声、木落しは男たちの度胸の見せどころです。

 

急坂を引き摺り下ろされたご神木は、川も越える。次に見たのは川越しの地だ。

長さ16m重さ13トンもある御柱を雪解け水で洗い清めるため宮川を越えます。水温10度以下の身を切るような冷たい川を渡るため決死の覚悟が必要ですが、「よいさ~よいさ~」と氏子たちは心を一つにこの難関を乗り切ります。川の向こうでは周辺住民が各家で暖かいお風呂を用意してくれている人情味溢れるお祭りです。

 

次に訪れたのは、諏訪大社上社前宮

傍らには清らかな水が流れている

名水「水眼」の清流

古くから『すいがと呼ばれ、山中より湧出する清流は、前宮の神域を流れる御手洗川となり、昔からご神水として大切にされた。

この水眼の源流は、これより約一キロメートルほど登った山中にあるが、昭和五年に著名な地理学者・三沢勝衛先生によって、はじめて科学的調査がされ、その優れた水質は「諏訪史」第二巻に取りあげられている。

昭和五十三年八月

安国寺史友会

そして聖域を囲むように4本の御柱がたてられていた。(左から「前宮一之御柱」「二之御柱」「三之御柱」「四之御柱

裏側を見ると、引き摺って削れた跡がある。

 

諏訪大社は日本最古の神社の一つ、諏訪湖を囲むように上社(前宮・本宮)と下社(春宮・秋宮)の4社からなる信濃国一之宮。ご神徳は雨風・水の守護神、五穀豊穣を祈り生命の根源を司る神、また武勇の神として信仰されています。現在の前宮本殿は、昭和6年の伊勢神宮式年造営替古材を使用して昭和7年に建立されました。ご神域の四隅に建てられた御柱に手を伸ばして触ることができるのはここ前宮だけです。

 

え~ 諏訪大社って一つじゃないの?! それに、御柱っていったい何本あるの?!

諏訪は私の父方のルーツがある(たしか祖母の実家が諏訪)というのに、なにも知らなくて恥ずかしい…

 

上社前宮からは「鎌倉道」を歩く

鎌倉道」は鎌倉時代に幕府と茅野市を結ぶ道として使われていたと考えられています。

峰のたたえ

市指定天然記念物
峰たたえのイヌザクラ
昭和六十三年七月二十九日指定

樹種 イヌザクラ(バラ科)
大きさ 根もと(二幹を含む) 周六moo
目通り幹周 北幹四mO四・南幹二moo
樹高約二〇m、枝開張東西約二〇m、南北約一三m
樹齢推定二〇〇年余

イヌザクラは山地に自生するバラ科の植物で、花期は五月、白い小さな花を総状花序につける。花序の軸に葉のない点がウワミズザクラと異なる。

この木は『諏訪上社物忌令之事』に記載のある七木の一つ「峰タタイノ木」にあたり、同書に「此木共ノ本二テハ皆々神事有」とあり、また、『諏訪大明神画詞』にも「先峯多々江其の後前宮の神事」とあることから、古くこの場所で神事が行われたことがわかる。ここを通って大祝(おおほおり)が前宮に通ったといわれるが、その道は一部がおもかげを止めているのみである。

このイヌザクラは市内の同種では最大で、六十三年四月の雪で北側の大枝が折損したが、なお風格あり、七木たたえ木の伝承を今後に伝えるにふさわしい名木である。

平成元年一月

茅野市教育委員会

小さな祠にも御柱がたてられていて、この地の御柱信仰の篤さを物語っているようだ。

鎌倉道の出口近くに不思議なオブジェがあった。なんだこれは?と思って写真だけ撮ってきた。

空飛ぶ泥舟

帰ってから調べると、これは茅野出身の建築家、藤森照信氏が設計した「空に浮かぶ茶室」なのだそうだ。実際に中に入れるらしい。この近くに高過庵、低過庵という茶室もあるようだ。見てくればよかった。

もう少し行くと、神長官守矢資料館という建物があった。

中世から明治の初めまで諏訪大社上社の神長官を務めていた「守矢家」。武田信玄などの武田家や真田家等から送られた貴重な古文書や史料を保存・展示するために造られた資料館。茅野市で生まれ育った建築家、藤森照信氏のデビュー作でもあり、諏訪の自然と中世の信仰のイメージをモチーフとして取り込んだ斬新なデザインです。

さらに先にあった高部公民館。これも似ているから藤森さんの作品に違いない。

藤森照信さんって知っている気がした。そうだ、以前に東京で見たことがある。

茅野市のご出身だったんだなぁ

sora101064.hatenadiary.com

さて、いよいよ諏訪大社上社本宮へ。

全国一万有余の諏訪神社の総本社。徳川家康寄進による四脚門など、現在の建物は江戸時代に再建されたもので、幣殿の左右に片拝殿が続く「諏訪造り」と呼ばれる独自配置。本殿を持たない、神体山を拝するという大きな特徴を持ち、祭祀研究の上からも注目されています。

え、お宮参りのご祈祷の最中だったけど、あそこは本殿じゃないんだ。

四の御柱が深い森の中にあったのも、神体山を拝するという説明を聞くとうなずける。

上社本宮四の御柱

もう一つ面白いことが…

手水舎(ちょうずや)が二つあり、一つは普通に水だったが、もう一つは明神湯という温泉だった。なぜか、ミツバチが集まっていた。

働いてばかりじゃ疲れるものね。。

 

これで、この日の見どころは終わり。あとはゴールの茅野駅を目指して歩くのみ。

道沿いの家々で咲かせている花も色濃く、新しい蔵も目立った。(龍が玉を持っている!)

豊かなよい土地なのだろうなと思った。

 

次は諏訪湖や春宮・秋宮を訪ねてみたい。

10.5Km

おまけ というか お口直しに

youtu.be