夏が過ぎ 風あざみ~♪
日差しはまだ強いけれど、もう夏じゃないと思えば耐えられる
小淵沢の田んぼは黄色く色づき、赤とんぼがたくさん飛んでいた。
所在地 小淵沢町2139
所有者 尾根区(矢の堂奉賛会)
指定年月日 昭和43年6月10日
義光山矢の堂の由来は、平安時代末、 甲斐源氏の祖、 新羅三郎義光が、 八ヶ岳南麓に繁 茂した篠竹をもって狩矢を矧いで諏訪明神に奉り、社領を寄進し堂宇を建立したことによ ると伝えられる。また本堂所蔵の文政三年(1820)「大般若経勧化簿」は、承平年間 (931 ~937) 、平将門の乱の折、俵藤太秀郷が空海上人手刻の観音像を賜り、これに祈念したと ころ白羽の矢が将門を討ち、乱が平定されたことから、これを「矢の観音」と称し、のちに武田信玄も観音像を軍神として崇拝したと記す。
現在の本堂と経蔵は、もと八ヶ岳中腹にあった観音堂が荒廃したため、安永九年(1780)に現在地に再建されたものであるという。本堂は四間四方、向拝一間、茅葺入母屋造で、向拝を繋ぐ虹梁に彫刻を施し、破風に懸魚を下げる。堂内には厨子三基が安置され、本尊聖観世音菩薩像が祀られている。寛政十二年(1800) 勧進の大般若経六百巻を納める経蔵 は、二間四方、茅葺寄棟造の土蔵である。
境内に立つ宝篋印塔は、文化十年 (1813) 建立、高遠石工平右衛門周幸の作で、十六羅漢像を刻んだ現高三・七メートルの美麗な石塔である。
駅からハイキングのチラシを帰宅してからよく見ると、道祖神石祠には陰陽石が納められているという。(この写真の右後ろに見えているのがたぶんそれだ)
陰陽石って要するに男女のシンボル?(よく見てくればよかった…)
1100年の歴史がある古社。延喜15年(915)に日本武尊を祀り山宮天神と称したのが始まりで、永延元年(987)に京都北野天満宮から菅原道真の神霊を分祀した際に北野天神社と改称。250年の歴史を持つ大和神楽は市の指定文化財となっている。
北野天神社のトチノキ
種別 天然記念物 所有者 北野天神社
指定 平成七年九月二八日 所在地 小淵沢町三三四九
樹高二五メートル、幹囲四・ニメートル、枝張東西二五メートル、南北二〇メートル
葉は、手のひらのような形の複葉で、小葉は五~七枚あり、形は長卵形で長いものは三〇センチにもなる。トチノキは、北海道から九州まで分布し山地に自生し、時に街路樹や寺社に植栽されている。種子は赤褐色の皮に包まれていて、渋みをぬけば食用として、トチ餅など食べられた。この木は小淵沢町唯一のトチノキであり 美しい樹形を現在にとどめている。
さぁ、いよいよメインイベント「小海線の大カーブ」であります。
一時間に1本来るか来ないかの列車を待って、山に沸き立つ雲を眺め、赤とんぼとともに秋風に吹かれていると、ああ、一期一会の風景だなぁと思ってしまう。
ハイキング後半はアカマツ林の道だ。
アカマツと言えば松茸。あるかしら?と下ばかりみて歩いた。
どれも違うなぁ…
でもたっぷり森林浴をして、道の駅でお買い物して、てくてく歩いてゴール!
天気よければすべてよし!気持ちの良い一日だった。
約11Km