連日猛烈な暑さが続き外歩きなどとても無理だったが、大雨が降った後急に涼しくなったので、今だ!とばかりにハイキングに出掛けた。ちょっと遠出して、奥多摩の御岳山へ。
ケーブルカーで標高830メートルまで上がると山は霧に包まれていた。
レンゲショウマが見られるかと思い、重いカメラを持ってきたが、う~ん、まだつぼみだ。
レンゲショウマは曇り空や霧が似合うそうなので、花は少なかったけれどまぁヨシとしましょう。
レンゲショウマ自生地から少し斜面を上がると産安社(うぶやすしゃ)がある。
御鎮座は文治年間(1185年~1189年)源頼朝公創建と伝えられる。
江戸時代は「富士浅間社」といわれ、かつてはこの山全体に山桜が咲き誇る千本桜の名称として知られていたので、祭礼は桜が咲くころとされている。
古くより安産・子育て・長寿の神として厚い信仰を集め、祭礼には多くの母子が参列し賑やかで華やかなお祭りとなる。
子授檜(こきずけひのき) 子授け・男女和合
二股に開かれた根元と、そこへ 突き刺さる幹は、男女和合のしるしとされています。 又、右上の勾玉型のコブは子宝を 表していると言われ、子宝を祈念しながら幹のコブを、男女の末永い 和合を祈念しながら根元や幹を 軽くおさすり下さい。
武蔵御嶽神社摂社 產安社
…だって。さすってきましたけどね…(*´з`) 授かっちゃったらどうする?!
次に向かうのは武蔵御岳神社。その途中に巨木があった。
国指定天然記念物である樹齢推定1000年、幹囲8.2m、樹高約30mの巨木。日本武尊が東征の際に植えたという伝説が伝わっている。
武蔵御岳神社は霊山として信仰を集める御岳山のシンボル。参道の長い階段の両側には御岳講の石碑が立ち並んでいる。講とは各地にある組織された信仰の団体で、毎年メンバーのうちから1,2名が交代で参拝する。神社周辺では御師と呼ばれる人が宿泊や食事の世話をするそうだ。富士山と同じ山岳信仰だ。
さて、ここからは山道ハイキングになるのかな。道がぬかるんでいて登山靴にすればよかったかも、と思ったが、まぁ大丈夫でしょう。Let's go!
霧で見通しが悪いので心細い。すれ違ったご夫婦が「一人で偉いわねぇ」とまるで「初めてのおつかい」で聞くような言葉をかけてくださった。
鎖をつたって上まで上がることができるパワースポットだそうだ。鎖はどこだ?
コケに覆われた岩の間を清流が流れ、庭園のような眺めであることからロックガーデンと呼ばれているそうだ。
落差10m。 滝つぼ周辺は冷たい空気が漂っていて、マイナスイオンをたっぷり浴びてきた。
推定樹齢350年
路傍のお花たち(名前は不正確かも…)
ヤマハギと ???これはなんだ? 大きな樹の根本の洞にお賽銭が… なにを祈願しているんだか ( ̄▽ ̄;)
無事にスタート地点に到着。約8Km 高低差は100mぐらい
ケーブルカーで山裾まで下ったが、ログの測定終了ボタンを押し忘れていたので、赤い線が出てしまった。
バス乗り場までの下り坂で気が付いた。膝が痛くて歩けない!
そうだ、私膝が痛くなるんでした。山歩きは久しぶりなので忘れていたけれど、長い間休めていても治りはしないのだ。がっかり
あの雲の中にいたらしい