来たぞ~千葉県! 遠かった~
帰りの電車は… え~ 1時間に1、2本だ! いつもならJRのコンビニNewDaysでお茶とおにぎりを買って出発するのだが、それもない。(^^;
スタートが「そうさ観光物産センター」だったので、そこで地元のお母さんが作ったようなお弁当を買って、さぁ、出発!
八重垣神社祇園祭は300年以上の歴史を持つ伝統的な神事で、千葉県を代表する祭りのひとつだそうだ。
八重垣神社神社周辺の商店街には昔と今をつなぐ懐かしい街並みが…
まさか、これがお城ではないでしょうが、上るとはるか太平洋まで見える天神山公園の展望台(?)
鬱蒼とした林の中にある神社らしくない建物の神社。古くから匝瑳明神と言われ祀られていたという。
匝瑳市指定史跡
式内社老尾神社 五三二九平方メートル
平成二十五年二月二十一日指定平安時代の「延喜式」に、香取神宮などに次いで小社【老尾神社】として記載されている。
現在の境内地については、江戸時代の「下総名勝図絵」に絵図として見られ、「延喜式」から続く神社であると由来が書かれている。
匝瑳郡として式内社は一社であり、後には匝瑳郡の総鎮守となった記録もあり、歴史的に重要なものである。平成二十六年三月
匝搓市教育委員会
千葉県指定有形文化財 中台板石塔婆
(建長五年在銘)
指定 昭和三十二年(一九五七)十月二十一日
管理者 中台区
材質砂岩
高さ一・五二メートル 幅〇・八五メートル
厚さ 〇・ニーメートル
板石塔婆は、鎌倉時代から江戸時代に至るまで作られた仏教の塔婆の一種で、一般に「板碑」といわ れています。
この塔婆は、表面に地蔵菩薩立像が線刻され、裏の面には「建長五年癸丑卯月八日願主僧実性敬白」 (一二五三)の銘が刻まれています。現在は小さなお堂の中に安置されており、やわらかな線刻で描かれていることから「爪カキ地蔵」と呼ばれて土地の人々に親しまれています。 なお、この塔婆はその由来、紀年銘、製作年代、性格についてなお研究する余地を残しており興味深いものです。
平成十一年三月三十日
八日市場市教育委員会
すがすがしい新緑の中の立派な社殿。創建1200年を超える歴史ある神社で、樹齢800年超の大杉がそびえている。
掃き掃除をしていた宮司さん(?)が、時間があれば社殿を一回りして見て行ってくださいと声をかけてくださった。
次に目指すのは藤の花咲く木積地区だ。
”ふじの里”木積地区では、随所で数百本を数えるフジの花々が見られます。特に龍頭寺では、樹齢100年を超える立派な大フジが見られます。
同地区には、300年前からシノダケとフジを材料として箕を製作する技術が伝えられており、「木積の藤箕製作技術」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
毎年フジの咲く時期に合わせて5月の連休を中心に、元禄時代に福箕を創造された加納おせん様への感謝とフジの木への御礼を込めて「おせん様のふじ祭」が開催されます。匝瑳市ホームページから
水をたたえた田んぼではカエルが鳴き、空からはウグイスの声が聞こえる。藪に野生の藤が絡みついて咲いている。だんだん人の手で育てられた藤棚が見えてきた。
さらに登ると「おせん様のふじ祭り」という会場に出た。一面に枝を広げた大きな藤の樹の下は甘い香りと蜂の羽音が満ちていた。
ふじ祭り会場からほど近くにある龍頭寺にも立派な大藤があった。樹齢100年だそうだ。
ちょうどいい時期にこれだけの藤の花が見られて満足、満足。
再びカエルとウグイスの声を聞きながら田んぼの間を通っていく。
人もいないし、道も怪しいし、どうなることかと思ったが、何とか国道に出て一安心。
あとは駅を目指してひたすら歩くのみ!一時間に一本の電車に間に合うか?
ちょうどいいタイミングで駅に到着~。12.4Kmの道のりでした。
家に帰ってから、マップと一緒にもらったものを開いてみたら、地井武男さんのサイン入りのボールペンが入っていた。匝瑳市の観光大使だったんだって。