羽村春の花と水紀行~多摩川に沿って桜からチューリップへ移り行く路~ 2022/04/03

小雨そぼ降る日曜日、都心ではもう散り始めた桜がまだ残っているかと思い、少しだけ遠出をした。

スタートは羽村市観光案内所!ペットボトルの水を1本いただいて、いざ、出発。

www.city.hamura.tokyo.jp

まず最初に訪れたのは禅林寺

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禅林寺

1883年、村議会の議場でもあったここで羽村福生・立川の有力者により「養蚕集談会」が開催されたことを機に、西多摩は日本有数の養蚕地帯となったそうだ。

 

禅林寺をほんの少し南に下ると、多摩川の流れに突き当たる。両岸の桜がちょうど満開で見とれてしまい、羽村取水堰の写真を撮りそこなった気がする。

投渡堰という、台風などの増水時には堰を取り払って洪水を防ぐ仕組みで作られており、国内で唯一とのこと。

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多摩川の流れと桜  この手前が取水堰、、かもしれない

川沿いの美しい桜はまだまだ続く。

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この写真の一番手前の枝垂れ桜は「三春の滝桜」と説明書きがあった。「三春の滝桜」と言えば天然記念物のあの?? 

枝分けしたものらしいが、天然記念物から枝分けってどうなんだろう?

 

youtu.be

 

桜は満開だったが、チューリップはまだまだだった。天気が悪かったので人もまばらだったが、一面に咲く頃には大勢の人でにぎわうのだろう。駐車場も準備万端、交通整理の人もすでに配置され退屈そうにしていた。

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根がらみ前水田(チューリップ畑)

 

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一峰院の鐘楼門

羽村市指定有形文化財 
一峰院の鐘楼門 
当門の構造形式は、一間三戸、鐘楼門、入母屋造桟瓦葺(当初は茅葺)であり、正面は南に面しています。建築年代は「諸色写之帳」(小林清家文書)によると文政2年(1819)頃で、大工は羽村などで活躍した木野下村(現青梅市)の堂宮大工小林藤馬です。 
この門の大きな特徴は、寺院の山門としての楼門(二階に腰縁をもつ形式)と鐘楼を兼ねていて、二階部分が、梵鐘を釣るために一般的な楼門と比べて建ちが高く、壁が設けられていないことです。また一間門であるにもかかわらず、三ヶ所に扉が付いていることや、すべての柱に角柱を用いていることも珍しい形式です。
建築様式は和様を基本として禅宗様との折衷様です。

平成11年3月
羽村市教育委員会

 

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阿蘇神社

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松本神社

松本神社は旧小作集落の鎮守

 

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青梅市市民球技場の桜並木

桜の花がまるごと落ちているのはスズメさんの仕業だそうだが、たくさん落ちている樹とそうでもない樹があるのはなぜかしら?

 

このあとJR河辺駅にゴールして、駅前の日帰り温泉でお風呂に入った。

ビールも飲めばよかったなぁ。ほどほど空いていて快適だったが、私が帰る頃、ぞくぞくアスリートの皆さんがやってきた。これの帰りかな?

www.sportsentry.ne.jp

アスリートの皆さんの汚れた足元と、対照的に晴れやかな顔を見て、こちらも元気をもらったような気がした。

 

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約8.1Km