立春の声を聞いて、心がざわついた。
今、家ではオンシジウムやデンドロビウムが咲き、屋外では梅や木瓜、沈丁花がもうすぐ、そこから桜まではあっという間なのだ。
新しいカメラでせいぜい写真を撮らなければ…
暖かい週末、世の中はまだ緊急事態宣言下ではあるけれど、密にならなそうなところにちょっとだけ散歩に行くことにした。
都心にあえて手付かずの自然を残している自然教育園は、まだまだ冬の佇まい。
しかし、降り積もった枯れ葉の中に目を凝らすと小さな花が咲いている。
フクジュソウは鮮やかな黄色のパラボラアンテナのようだ
水辺にはガマの綿毛が輝いていた
あ、カワセミだ!
地味な羽の下に隠している青はカワセミにも負けないぞ!と言っているところかな…